エウアンゲリオン

新約聖書研究に加え、新たにショート・メッセージで、よい知らせを届けたいと願っています。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ハレルヤと祝福

詩編113:1-9 主を賛美せよ。原語の「ハレルヤ」はあまりにも有名になりました。邦訳もこれを出しています。歌う詩としては、決まり文句としてこの歯切れ良い言葉が入るというのはよいことかもしれません。いわゆるアルファベット(ヘブル語ではアレフベートと…

信仰の仲間

テサロニケ一2:13-17 パウロが懇意に接するテサロニケの教会人々。初期の手紙として私たちに遺された本書からも、そのつながりが伝わってきます。ずいぶんと苦労して築いたであろうその関係と維持。キリスト信仰は辛い目に遭うことが多かった当時の困難が偲…

恵みの呼びかけの中で

イザヤ55:1-13 主の僕の記事からイスラエルの回復。そして神の力が世界へ及ぶ。イザヤの預言が加速します。いわゆる第二イザヤの大団円というところですが、神の救いが描かれるとき、それが特権をもった者たちではないことを教えられます。誰でも、すべての…

羊飼いたちのクリスマス

ルカ2:8-20 ベツレヘム郊外ということでしょう。エルサレムへ犠牲の動物や食糧が供給されていたと思われます。羊飼いたちが野宿をしていました。冬ではないと思われますが、それよりも、この羊飼いたちの人数はいかほどであったことでしょう。聖書は描いてい…

歴史

ルカ2:1-7 ルカは歴史をよく調べたと言われます。福音書の初めにも自らそのようなことを記しています。ただ、ルカはイエスと直接会っていないと思われます。ルカ伝が成ったのはイエスが産まれてから70年以上経ったころです。まさに、私たちが太平洋戦争の時…

寡黙に行動するヨセフ

マタイ1:18-25 姦淫。それは結婚関係を破壊すること、裏切ることです。マリアはこれに問われる事態となりました。当時、婚約という時点で、結婚関係に入ったと見なされており、その意味での法が適用されたからです。これは注目すべきことです。現実に結婚生…

暗きに輝く光

イザヤ9:1-6 異邦人の地ガリラヤに奇蹟が起こることが、預言者イザヤを通して明らかになりました。人々は、偉大な王がイスラエルに現れて、イスラエルに繁栄をもたらしてくれることを期待していたのです。巨大帝国に踏みにじられ翻弄される小国には、天地創…

結びの誓い

詩編119:169-176 アルファベットの文字を順に、各連の初めの語を始めるという技巧的な詩は、長大な詩となりここに完結しようとしています。殆どすべての説に、神の言葉を表す語を含めてここまで綴ってきました。この最後の連は「主よ」で始まるのではなく、…

現代人が描かれていないか

マラキ3:13-21 主を知らない者ではない。主を神として認めている。しかし、そこにはひどい言葉があるといいます。イスラエルの状況をそのように批判したマラキですが、しかし現代にも適用できないでしょうか。人間たちは、何がひどいのかの自覚すらありませ…

実は死んだ者

黙示録3:1-6 黙示録というかなり特殊な文書は、筋道を通して捉えていくのが難しいものです。ここは周囲のことや大きな流れなどとは無関係に、サルディスの教会への呼びかけだけを取り出して耳を傾けてみようと思います。サルディスはリディア王国の大きな町…

ザカリアの預言を委ねられた

ルカ1:67-79 願いが聞き入れられたというガブリエルの言葉を信じなかったザカリアは、口が利けなくなり、その子が生まれた時にそれが解かれました。舌がほどけたら、まず神を賛美することを始めます。ルカですから、それは聖霊の力によるとし、ザカリヤの賛…

誰のために祈るのか

エフェソ6:18-20 祈ってください。信仰の友、助け手に向けて伝える。これ以上の信頼はありません。祈ってくださいと頼むそのこと自体が、友への信頼と、神への信仰を表しています。世にあるそれぞれの立場から、神の前に出る道を伝え、悪魔に対して立ち向か…

キリストをもっているか

マタイ25:1-13 やがて主人が戻ってきます。それまでに召使いは何をしておくべきでしょうか。マタイは終末についてイエスの口を通して予告をさせた後、目を覚ましていよ、と核心に迫る教えを24章の後半で繰り広げます。けれども、そうしていることのできない…

家族は救い

詩編128:1-6 詩編は歌の歌詞です。たとえば今の教会の礼拝で歌うとすれば、頌栄に続いての祝祷など如何でしょう。祝福あれ。詩はそこから始まります。豊な祝福に満ちている詩編は心地よいものです。呪いばかりあるよりは、幸せな気持ちになれます。幸いなる…

落ち着いた生活をすべし

テサロニケ二3:6-15 パウロは、ユダヤ主義とでも言うべきか、律法を守ることが救いの条件だと譲らない面々と対決をしました。本書は近代において著者がパウロかどうか論議が絶えないものです。パウロでないとしても、たとえばパウロだったら、終末に現れるま…

一人によって

ローマ5:12-17 まだ見ぬローマの人々へ宛てて、パウロは手紙を綴ります。思いの丈をぶつけます。キリストを通して、人の罪の問題は、神との和解へ至るのだ、と叫びます。そもそもこの罪なるものは、どのようにして存在するようになったのでしょう。ユダヤ人…